ゼリー・リング
PDAの項目
- ゼリー・リング(熱を食べるゼリードーナツを意味する*サーモドント・スフガニヤ*という仮の学名が付けられている)。クラゲではないが、中身はゼリー状物質で満たされている。熱水噴出孔の熱と化学物質の流れを摂取して生きている。
- 1. ヒカリボヤ
- 「個虫」と呼ばれる小さなクローン生物が集まった群体。(ルシファー・ロットサックのような)単一の尾索生物とは違い、これらの個虫はまとまって大きな構造を作る。
- 2. リング
- ゼリー・リングは車軸の回りにある車輪のように熱水噴出孔の回りに輪を描くように生息している。熱水噴出孔が機能しなくなると、ゼリーは泳いで別の噴出孔に移る。
- 3. 粘液容器
- リングの周囲にある花のような構造は、水と熱水噴出孔からの流れを取り込む粘液で覆われたポンプだ。このポンプは、流れを逆流させて泳ぐ際の推進器としても使用できる。また、リングの内側にあるゼリーを餌にする微生物の相互作用の場としても機能する。
- 4. 内部のゼリー質
- 環状になっている内部では、粘液容器から取り込まれたミネラルに富んだ熱水が循環している。取り込まれた水をその機能に特化した個虫が(共生バクテリアを使って)消化し、ラテックス状の粘液を生成する。このゼリーは水との接触で凝固し、リングの穴を塞ぐ。これには糖、デンプン質、油分、樹脂などが含まれる複雑な化学反応が関わっている。
- 5. 生物発光
- ゼリー・リングの個虫は神経細胞ではなく光を通じてコミュニケーションを取っている。リングは強力な生物発光能力を備えており、刺激に反応する。
- 6. ゼリー質の沈降物
- 地球のクラゲやヒカリボヤは、死ぬとその死骸が海底に沈降して栄養物となり深海の栄養を豊かにする。ところが奇妙なことに、ゼリー・リングは生きているうちから深海に移動してゼリー質を排出していることを示す痕跡が見られる。これは、自らの熱量を明確なメリットがないのに手放していることを意味する。自然淘汰の仕組みでは、生態系を支えるために個体が不利益を受けるような行動が生み出されることはない(アルテラの生態学専門家は、複雑で非生産的な多層自然淘汰の理論について検討している)。これは一種の営農行動か、海底に生息する未知の近隣種に対する贈与行動かもしれない。
- 評価: 複雑な化学現象や摂取可能な脂質や糖質の原料として利用できる可能性がある。空気中では可燃性である可能性が高い。
ウィキ内
関連項目
ホバーソーンの死骸のチャージクリスタルを食べ漁る*モノプター・アストラパカンサ*の変異体。
珊瑚ドームに隠れ住む巨大なカニ(仮称*オストラコンセケロス・アナクトラフォア* 硬い脚を持つ宮殿に住む者の意を持つ)。
ポストパノプリア・エピキュリアン貪欲な無装甲の装甲魚。
シースラッグ・クレプトファロス光源を奪うナメクジ。
ジョーディー(仮名*サルパポッド・ジョーディー*)。
ハーフムーン(仮称*モリフォーム・ルナ*)。
ハンマーヘッド(仮名称*パノプリア・ハンマーヘッド*)。
ハーフムーン(モリフォーム・セミルナ)の亜種。
モノプター・アストラパカンサー一枚のヒレを持つ稲妻のようなトゲ。
珊瑚の近縁種である単純な生物。
ジェトカリス(仮称*トライポッド・フォンティスカリス*)。
*オストラコンスケロス・ペリスコピオン*は、「硬い脚を持つ潜望鏡」を意味する。
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