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O-055
機密
デビエーションO-055は、幼年期のシャチに似た四足歩行の脊椎動物です。体長約1.3m、体重約175kgで、四肢には短く太い爪があります。 その行動パターンは大型のイヌ科動物に類似し、知能レベルは6歳児程度、研究員の指示を理解し文字を並べて返答できます。活発かつ好奇心旺盛な性格で、人懐っこく研究員との交流を好みますが、指示に従わなかったり研究員をからかったりすることもあります。 O-055は危険な制御不能変形能力を有しています。12時間以上海水への接触がなかった場合、慢性的なストレス状態に陥り、食欲減退、無力感、疲労、交流拒否、研究員からの逃避行動を示します。24時間以上海水への接触がなかった場合、O-055は一時的に昏睡状態となり、劇的に変形します。体形は急速に増大し、原因不明の質量増加も見られます。皮膚は乾燥し黒い体毛が生え、最終的に巨大なオオカミの姿をした悪意あるオブジェクト(以下O-055-A)へと変身します。 O-055-Aは体長約9.6m、体重約10tで、極めて高い筋力、素早い反応速度、驚異的な物理・生化学的耐性を有し、恒温動物全体への強い攻撃性と旺盛な食欲を示します。 その狩猟行動には明らかな余剰殺傷行為が見られます。興味を引く生体が視界から消えるまで無差別に獲物を殺傷します。満腹状態(通常約███kgすなわちO-055-Aの体重の約██%の食料を摂取した状態)になるとO-055-Aは活動を停止し、約24時間の休眠期間を経て徐々に体型が縮小しO-055に戻ります。 O-055とO-055-Aの主な異常特性は物質再構築能力です。O-055は自身を中心とした半径6mの球状エリア内に存在する無生物を塩分濃度約3.47%の塩水に変換できます。O-055-Aにおける当該効果の範囲は約15kmとなります。O-055またはO-055-Aはこの効果を利用することで固体の表面や内部を通り抜けながら移動します。O-055はこの能力で研究者とかくれんぼすることを好みますが、O-055-Aは無防備な獲物を待ち伏せすることに使用します。 収容に関する注意事項: すべきこと: O-055はサイト████またはサイト███の特定レベルIV危険生物収容チャンバーに収容すること。チャンバー内には少なくとも███平方kmの海域に通じる「ラビットホール」を設置すること。 最低8時間に1回は、遊びと称してO-055に海水をかけてあげること。 禁止事項: 1日5回の定時給餌以外でO-055に食料を与えないこと。(備考:頼むからやめてください。3か月前にはすでに肋骨に触れない状態でしたが、今では腹が地面につくほどになっています。今度勝手に餌をやったら、あなたを餌にしますからね!――サイト責任者███博士)