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O-057
機密
O-057は元々一種の異常気象のコードネームでした。この気象現象が発生すると、短時間の激しい降雨、雷雨、強風を伴う突然の荒天を引き起こし、最終的に自意識と活動能力を有する巨大な雷雲(以下O-057-Aと呼ぶ)を形成します。 O-057-Aの外観は、巨大で不規則な形をした両生類有尾目動物に似ています。通常、雲底の直径は約6,000m、高度は地上約2,000mで、その長さは最大約11,000mにまで達します。暗い灰色の雲塊で、内部では激しい放電現象が見られます。寿命は約16~24時間で、この期間中に凝結核密度の高い他の雲を捕食するような行動を示します。 O-057-Aの主な異常特性はエネルギー操作能力です。このオブジェクトは自身の稲妻放電現象とそれに伴う電磁放射線を誘導・制御でき、瞬間的な放出する電流は数十万Aにも達します。極度に臆病でストレスに弱く、接近する移動対象を無差別に攻撃します。サイズの巨大さと雲底の低さは、地上の物体への重大な脅威となります。 インシデント番号O-057-D-119、発生日██/██/██について:サイト████の南東16海里の場所にデビエーションO-057が発生、生成されたオブジェクトO-057-A(番号A-119)は時速21kmで西に移動しました。 当日午後18時頃、当サイト収容中のO-0██に研究員が餌付けしていたところ、A-119の稲妻の光と雷鳴の轟音に驚いた結果O-0██の能力は制御不能となり、前例のない規模の超広域重力レンズ効果爆発が起こりました。サイト████は完全に損壊、O-0██の収容は無効になりました。このインシデントによりA-119は永久的に新たな形態——約30cm四方の、サンショウウオのような雷雲——になりました。 A-119は現在まで安定した物理形態を維持しており、消失の兆候は観測されていません。また、新たなO-057も発生していません。収容部門による管理上の利便性を考え、元のオブジェクトO-057は[更新済み]に分類され、O-057という番号をオブジェクトA-119に付番しました。 収容に関する注意事項: [打ち消し線]現在の技術ではO-057収容には事足りないため、本オブジェクトに関しては警報、緊急対応、迅速な救助活動、災害復旧、二次災害予防やその他もろもろを含む災害管理に重点を置くこと。[打ち消し線] すべきこと: O-057はレベルIVの危険生物収容チャンバーに収容すること。収容チャンバー内の相対湿度は70%未満を維持し、絶縁および電磁放射線防止施設を装備すること。 禁止事項: O-057の収容チャンバーにはいかなる電子機器も持ち込まないこと。