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O-015
機密
デビエーションO-015、または自称NO.37は小型のペット・ロボットです。ボディは直径30cm程の球形で、正面には円形のLEDディスプレイが搭載されています。上部にはウサギの耳のような形をした可動式オブジェがあり、さらには尻尾となる電線があります。当該デビエーションを製造している技術には、ロゼッタ・テックの痕跡が明確に認められ、████を利用した本体の浮遊移動が可能です。 O-015の本質は、内蔵の強化型人工知能であり、完全な自我意識と思考能力を備えており、知能レベルは10歳児に相当します。O-015は内蔵されているスピーカーを通して会話ができるほか、前方に設置されたディスプレイに表情をドット表示することもできます。 O-015の主な異常特性は、その双極性確率による影響です。当該デビエーションが危機にさらされると、すべての偶発的事象は当該デビエーションの生存に有利な方向へと動きます。これは、日常においていわゆる「幸運」と捉えられる状態です。ただし、自身の利益に関わる事象またはビジネス活動においては、完全に不利な方向に働きます。この効果は当該デビエーションにとっても完全に制御不能なものです。 O-015は、人生の目標は巨万の富を築くことだと述べており、そのため自身の異常特性に対して強い嫌悪感を抱いてます。現在、O-015は自らの「驚くべき不幸」を分析・解消する手段が見つかることを期待して、自分の意思で、サイト██に収容されています。 注:O-015は以前、サイト███に収容されていました。デビエーションNo.███の収容失効インシデントにおいて、サイト███の2、3、4、6号棟は全壊しましたが、当該デビエーションは1km離れたアンオーダード・フローエリアへワープしたことで、一切の損傷を負うことなく救助隊と合流しています。その後、サイト██への移送が完了しました。 収容に際しての注意事項: すべきこと: O-015は、レベルⅠ(当該デビエーションの申請によりレベルⅢへアップ)自主個体収容室に収容すること。 O-015にはサイト██2、4号棟及び連絡通路内での自由行動を許可すること(サイト主任█博士承認済み)。 禁止事項: O-015とコイントスなどの確率チャレンジをすること。当該デビエーションが自ら申し出た場合でも、これに応じてはならない。(備考:当該デビエーションのメンタルヘルス及び清掃の業務負担軽減のため)