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コリニスの獣図鑑V
概要
書物の内容
第5巻:危険な生物
島に棲む獣の中でも、シャドービーストは特別な存在である。最強であるだけでなく、狩人が直面する最も不気味な生物でもある。特徴的な角を冠したその巨大な身体は、物理的な力を超えた何かを秘めている。繰り返し報告される目撃情報によれば、この獣は闇の雲に包まれているという。まるで影が体から流れ出ているかのようだ。これはシャドービーストが自然の魔法の一種、古く、原始的で、無秩序な力を宿していることを強く示唆している。
その生息地は、獣そのものと同じく謎に包まれている。他の獣から遠く離れた密林や人里離れた洞窟に最もよく生息する。(山岳地帯での目撃例も記録されている。)そこで暗闇と一体化し、獲物を襲う絶好の瞬間を静かに、忍耐強く待ち続ける。
特に注目すべきは、雪に覆われた山頂付近で異常な変異種を目撃したと主張する狩人たちの報告である。その個体は周囲の環境に完全に適応し、毛皮の色が周囲とほぼ同じ白色となっている。現時点では遭遇記録はなく、目撃情報のみが存在する。ある狩人は自身の体験を次のように要約している:「生きて帰ってこの話を伝えるか、あるいはそのどちらも叶わないかのどちらかだと思った。」