オーロラ号のエンジニアリングドローンの記録
データバンク項目
[スリープモード解除。音声認識読み込み中。技術者のバークレーと最高技術責任者(CTO)ユウを識別しました。]
バークレー: ドローン、プロパルションキャノンを持ってきてくれ。
[リパルションキャノンを持ってきました]
CTOユウ:ねえ、バークレー!回路ボックスをリパルションキャノンで取り付けたら、貨物保管庫に穴が開いちゃうわ!
バークレー:ああもう、ドローン、俺が言ったのは「プロ」パルションだ。「リ」パルションじゃない。センサーを再調整しろ!
[センサーを再調整しました]
CTOユウ:センサーが問題じゃないわ。プログラムは微調整したもの。あなたみたいに、指図されるのが嫌なのね。
バークレー:はあ。ドローン、君の―
CTOユウ:今の名前はアルバートよ。
バークレー:アルバート、君のせいじゃないのはわかってる。お願いしたものを持ってきてもらえたら、仕事が捗るんだけどな。時間を割いてくれてありがとう。
[プロパルションキャノンを持ってきました]
バークレー:ありがとう。もう行っていい。
[休止モードに入りました]
バークレー:ボス、あなたのこの趣味は仕事をちっとも楽にしません。安全的にもです。
CTOユウ:そうかもしれないわね。でもおかげで退屈すぎてズボン一丁で宇宙遊泳するなんてことにはなってないわ。それがすべてよ。